白髪染め、黒髪のトリートメントに使われる天然ハーブの「ヘナ(HENNA)」ですが、美術・芸術界からもアプローチされています。消えるタトゥーと言われる「ヘナタトゥー」は、「ヘナアート」とも呼ばれ、自然愛好家にも話題となっているようです。
アメリカでは、「ヘナタトゥーアーティスト」のチャンピオンを決めるコンテストが、カリフォルニア州で開催されているそうです。山間キャンプ中に、ヨーガや「ヘナタトゥー」の講習が行われ、最終的にはSNSにアップした写真に対しての「いいね!」の数の投票に基づいた勝者が決定されるというものだそうです。
インドでも、様々な人達がヘナタトゥーを楽しんでいます。インドの人にとっては、ヘナは、髪を染めるものとしてよりも、タトゥーを楽しむものとしてのほうが一般的です。
図面を基に、ヘナペーストを塗っていきます。
指先は爪にかからないように塗っていきます。
ここでは、左手→右手の順番にヘナタトゥーを入れていますが、直後の見た目は、さほど変わりはありません。
手の甲や足にも塗っています。しばらくすると、色がオレンジ色になってきます。徐々に色が変わっているのが分かります。
まず、左手に塗ったペーストを洗って落とします。
次に、右手に塗ったペーストを洗って落としていきます。
乾いた後の色はご覧の通りです。
時間が経つと色がやや濃くなります。
ヘナタトゥーは2~3週間もち、自然に薄くなっていきます。自然のハーブを使ったタトゥーなので、気軽に行うことができます。
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